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プリンセスを護衛

第12章 長編 夏のキャンプは危険

しかしホッとしたのもつかの間、美亜は起き上がり美憂の頭をめがけ鉄パイプを振り下ろした。

「美憂っ!」

優馬が咄嗟に前に飛び出した!

ガンッ

優馬の頭が打たれた。

「優馬さんっ!」

大地が青くなった。

「こいつっ!」

美憂が美亜を崖から突き飛ばした。

「うわっっ!」

美亜は斜面からころがり落ちた。

「優馬大丈夫?」

優馬は薄ら目を開けた。

「大丈夫だよ。」

そう言って自ら起き上がった。

「みんなー!」

泉と陸が駆けてきた。

「さっき、崖から女の子が落ちたようだけど?あれ?優馬どうしたの?」

「あっ、無事だったんだ。よかった~。」

「…。」

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