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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

その日、優馬たちは高速バスに乗っていた。
本来ならば飛行機に乗るのが1番手っ取り早いのだが何せゴールデンウィークである。
混むし料金が高いということもあり、高速バスにしたのだ。
少し疲れるが料金は大幅に抑えられる。
東京駅から坂出まで行き、タクシーで約30分。
ようやく到着だ。

「みんな、香川は始めて?」

優馬の問いに頷く5人。

「うどんがおいしいんだよな?」

「有名な観光地は金比羅さんだっけ?」

「県庁所在地は高松市でしょう?」
 
「日本一、小さい県らしい。」

「オリーブもなんか聞いたことがあるけど?」

俊、泉、美憂、大地、優が優馬に聞く。

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