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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

「優馬さん、楽しそうでしたね。」

大地に言われ、優馬は笑う。

「僕、昔から遊園地行くとジェットコースター乗せられたんだ。いろいろ乗れた方が良いって。」

「私もそうだったな~。母がそう言うから。」

と泉。
すると美憂が言う。

「久し振りだからドキドキしたけど案外、平気なんだね。」

その横でフラフラになっているのは…
…俊だった。

「俺…久し振り過ぎていきなりはキツかったみたいだ…。」

優が兄を支えながら言う。 

「あの~、次はもう少し大人しめのアトラクションでお願いします。」

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