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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

そして優馬たちは大バラ庭園と呼ばれるブラサット・ヒン・アルンという場所へ向かった。
真っ暗でバラは見えないが、池には丸い街頭が色とりどりに輝いていた。

「これはこれで幻想的ね。」

泉が言う。

「これはアンコール・ワットを忠実に再現したものらしいな。高校で習ったっけ?」

「ああ、ツクシみたいなやつって覚えろって。」

「ツクシ…かな?」

俊、優馬、大地が話す。
そこから十二望展望台というとこに行くが…

「真っ暗だよ?危なくない?」

「だよな?スマホで照らそうか?」

「わっ!なんだこれ!あっ、木の枝だ。」

「何だよ。脅かすなよ。」

となんだかんだで展望台に着く。

「みんな、いる?」

「今、言ったの誰?」

「僕、優馬。というより誰?」

「俊だよ。」

とか言いつつ全員いることを確認した。

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