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プリンセスを護衛

第14章 犯人と学園祭

「優馬ー!」

「おはよー。成瀬。」

「優馬、お前何か変なことなかった?」

「変なこと?何が?」

「千葉くんのところは送られなかったのね。」

泉が言った。

「これ。」

広告を見た優馬は顔色が変わった。

「っ!何なんだよっ!これ!」

「昨日家に帰ったら郵便受けに入ってたの。私のところと成瀬くんのところ。」

「誰がこんな…」

「優馬さんじゃないよな?」

男の子の声がした。大地である。後ろには俊の妹、優もいる。

「大地?」

「優馬さんが犯人なんてこと。」

「やめなさい。」

泉が止める。

「だって、」

「大地っ!やめなさいっ!」

泉が怒鳴り、大地はやっと口をつぐんだ。

「ごめんなさい。千葉くん。」

「いや、別にいいよ。」

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