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はぴねすっ!!!?

第13章 もう一つの秘密

「なんだそれ?」


「俺が断ってるからだ」


「何でだよ!夏にぃの代わりをやれるのなんてお前しかいないんだぞ?」


人の気も知らねぇで!


「....俺は、春と夏にぃのお陰で今、生きてンだよ。春と一緒じゃなきゃ、意味ないんだよ。」


.....ッ!



「でもっ、どっちかは出ていかなきゃならないんだろ?だから俺が今のうちに出ていけばいいじゃんか!俺がこんなになる前から、御三家の人たちも、みんな秋の腕前を評価してんだよ!必要とされてンのは秋だろ!」



「.....あの日、はなしたよな。春に。俺の、夢。覚えてるか?」


あの日って.....事故の日?


「俺が、同じところで働き夏にぃの右腕になって......お前は確か......」









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