
はぴねすっ!!!?
第38章 そして固まっていた気持ちが溶け出す。
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「お二人さーん。こっちこっち~。」
会場で席を探していると、薫を見つけた。
イケメンだからってより、その藍色の頭が何より目立ちますよ.....
「よく、私たちのことすぐ見つけたね?」
「.....優の頭は見つけやすい。」
やっぱり。
緑、最強。
「紹介しまーっす。俺の新しいお友だちの
遠田元気君で~す。」
「!!!」
元気君、って.....
「いや、だから、俺、あんたと友達になった覚えないから。」
「や~ねぇ~。優の友達は俺の友達、だろ?」
「ジャイアンか!ってか、あんたもなんとかいえよ!」
「.....パス」
は?なにこの三人。いつの間に仲良くなってんの?
「ほーら。さっきいってた優パパと椿ちゃんだよ~。」
「パパじゃねぇ!」
優さん.....もう、諦めようよ。
パチッと目が合う。
とりあえず、どーも。という感じに軽く会釈する。
だけど、
