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玩具箱*R

第1章 あやしいおとこ*

「お前みたいに何も考えずに行動するやつは大嫌いなんだ…、…お前いい身体してるじゃないか…?俺の玩具になってもらおうか?」

フッと私の額に息を吹きかけた

玩具…?

全然理解出来ずに、ただそれに従うしかなかった。
玩具って何なの…?

「それが…終わったら帰しー」

といい終える前に彼は被せるように言った。

「満足させることが出来たらな?まあ、お前も溺れてしまうと思うが…」

クスリと笑うと、私から手をはなし、
彼はハンカチで自分の口を抑えた。

状況が理解出来ず戸惑っていると、
すぐにスプレーを振りかけられた。

「っ………」

それは催眠スプレーだった。

「さて、どう遊ぶか…ーー」

そこで私の記憶は途切れていた。

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