テキストサイズ

日常。自分が分からない…

第2章 彼氏。

その日は部活が終わって塾には行かなかった。

帰ってる途中、中学が同じだった諒がいた。

私は、久しぶり。と声をかけた。

諒も久しぶり。と返して来た。

そうして、話しているうちにメアドを聞かれた。

私は、なんの躊躇もせず教えた。

そうすると諒は遊ぼうと言ってきたから、とりあえず一緒に帰って遊ぶことにした。

諒は家に鞄を置きたいからついてきてほしい。
そういった。
私は普通についていった。

ばかでしょ?
そうなんだよね。
でも、正しい判断なんかできなかった。
中学の友達だし、何より私のことを構ってくれることが嬉しかったから。
でも、これが地獄への一歩だった…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ