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私とキミの恋愛事情

第8章 『私の思い』は?

「どうしよう」
そんな独り言言いながら。
部屋の机で独り
突っ伏していた。

勇くんからの、『告白』の返事を考えてる。

私は確かに光が好き。
でも、届かないと思う。
だって。だって…。

そう考えてた時だった。
ガチャ、とドアの空く音。

私はドアの前に机にある時計を見た。
あぁ、この時間に来るのは1人だけ。

「お兄ちゃん…」

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