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幼馴染みは美少年

第13章 進路

「何処だよ…」


「東京…」


物凄く寂しそうな顔して俺を見つめた。


「なんだよ、そんな遠くないじゃん。通えないのか?」


隣の県だし、俺の想定内だった。


「父さん、正式に大阪に転勤決まったんだ。
だから、ここは売るってさ。僕は大学の側に越す事になる…」


「そうかあ…じゃあ今までとおんなじってワケにはいかなくなるな…」


「うん…」


遼一はまたしがみついた。



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