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幼馴染みは美少年

第2章 新たな感情

「…たっちゃん…こんなの…」


「うるさい…したくなっちまったんだから仕方ないだろっ」


「・・・・・・」


遼一は黙ってた。


黙って俺の腕を掴んだままだった。


ちょっと潤んだ瞳が色気があって…


かあっと身体が熱くなった。


これ以上ここにいたらヤバい。


遼一の手を振り払った。


「帰るわ」


「えっ?…」


「じゃあなっ、腹出して寝るなよっ」


遼一の顔を直視出来なかった。


出来ないまんまベランダから自分の部屋に戻った。











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