テキストサイズ

幼馴染みは美少年

第21章 愛せるのはおまえだけ

遼一の部屋の前で息を弾ませ立ち止まる。


呼吸を整えよう。


目を閉じ深呼吸した。


だけど胸は高鳴る。


これは走ったせいじゃない。


遼一は俺が好き。


この嬉しさを噛み締める。


きっとこのドアを開けたら、俺の気持ちの方が溢れてしまうだろう。



よし!



目を開け、息を飲みドアをノックした。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ