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幼馴染みは美少年

第29章 桜舞い散る君の記憶

桜の花びらが俺の肩に降りて、ピタリと張り付いた。


目を綴じると学生服の遼一が、「たっちゃん…」と肩に凭れ甘える遼一がいた。


俺は目を開き、肩の花びらを摘み吹き飛ばした。


じつはこれから10年振りに遼一に会う。


かなり高揚しているが、胸の高鳴りを鎮めようと大きく深呼吸した。





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