
この手を離さないで
第10章 第十章 合コン
「じゃ、俺帰るー!」
「早く行け(笑)」
尚人を外につまみ出す。
「陽、マジ助かった!また何かあったら相談乗ってくれよな!」
えー。内容によるけど尚人の頼みなら別にいいや(笑)
嵐のように尚人は自分の家に帰って行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…現在。
尚人と柚希との出会いはこんなんだったな…。
窓の外に目をやると、もう夕方になっていた。
最近、昔の事思い出してばっかだなー。
尚人達まだ帰って来ないし、一眠りしようかなぁ。
柚希のベッドに頭を乗せ、俺は眠りについた。
