
この手を離さないで
第3章 第三章 日常
お昼になりコンビニ弁当を食べていると、
おっちゃん達が話に来た
「尚はまたコンビニ弁当か
そんなもんばっか食ってると体に悪いぞ
さっさと嫁さんもらって弁当ぐらい作ってもらえや」
そう言って自分の弁当を見せて
なっ、良いもんだろ♪
って言うおっちゃん。
そこには、手作り感のある美味しそうなオカズが詰め込まれていた
旨そうだな
『美味しそうですね
でも俺の嫁さんになってくれる人は残念ながら居ないんっすよ』
「尚なら彼女の一人か二人いるだろ!」
『いやぁ、俺彼女出来ないんです』
正確に言うと作らないんだけどね…。
