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この手を離さないで

第3章 第三章 日常

「尚、もしかしてお前まだ…」



ガタンッ


『俺、用事あるんでちょっと昼休み抜けますね!
1時までには戻ります!』


そう言って俺はある場所に向かって走り出す。














尚人が去った後…。





「尚のヤツまだアイツのこと待ってんのか」




「今年でもう3年だろ」



「あー見えて尚のヤツ一途だからな」




「でも、そろそろ諦めてもいいんじゃねぇのかな…。」


そんな会話をしていた。





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