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この手を離さないで

第4章 第四章 約束

渚side


パン屋さんの仕事も終わり、そろそろ帰ろうと思っていたら、パン屋のおばさんが話し掛けて来た



「渚ちゃん
毎日悪いわね。あの良かったらこれもらってくれる?」


そう言って私に袋を差し出して来た
覗いて見ると、美味しそうなパンが沢山入っていた。


「えっ?こんなにもらっていいんですか」


「いいのよ。売れ残りで悪いんだけどね
お友達とでも食べてちょーだい」



「ありがとうございます。
じゃ、また明日来ますね!」


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