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優しくしないで

第4章 抱きたいだけ

太一は玄関に鍵をかけた



「ここで…バックから…入れていいか?」


『えっ!!!ここで!!!』


私は四つん這いの体制にさせられ…

腰を捕まれた!!!


カチャカチャと…ベルトを外す音が聞こえた…












ガチャガチャ…ガチャン…





外から玄関を開ける音がした!!!



愛美が帰ってきたのだ…



「ちっ…」


太一はベルトを外すのを辞めて…

私を立たせた…








「わりぃ… 帰る」



少し…俯き…

太一は出て行った




『あれ…お姉ちゃん帰ってたの?』





何だか…


ホッとしてしまった…





「やりたい…だけだ」


太一の言葉が頭から


離れない…




心が重く…

今にも潰れてしまいそうだ







太一…






そんな酷いことを
言われても…




太一が好きなの…は…



何故かな?


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