優しくしないで
第4章 抱きたいだけ
「…留美?」
『何?用事がないなら…』
私は自宅の玄関を開けて…
中に入ろうとした…
すると…太一も体を滑り込ませるように玄関に入ってきた!!!
『なっ!!!太一?』
「…用事は…
やりたい…だけだ」
一瞬怖い顔…いや…
苦しい顔に見えたが…
直ぐに唇が重なり…
表情は隠れた
チュ…ちゅぷ
玄関先で唇を激しく重ねられ!!!
苦しかったが…
太一の舌が口の中をなめ回すと…苦しさが快感に変わっていく
「留美…違うシャンプーの香り…」
髪に手を伸ばし…太一は優しく撫でる
太一が私の口の中を攻める…
体の力が…無くなっていく
抵抗…出来ない…
私の体は…
太一のキスで…
溶けてしまった
『…太一…ここじゃ…いや』
「嫌だ…今すぐ…留美を抱きたい」
太一が制服のスカートに手を入れてきた…
『だめ…ここじゃ…』
少し拒んだが…太一の手は私の下着を目指す
「愛美ちゃん帰ってくるかもな…
玄関で『あんあん』言ってるお姉ちゃん…見られちゃうな」
『だから…だめ!』
「大丈夫…気持ち良くしてやるから…」
ドキッとした…
大丈夫…
さっきも聞いた…
同じ台詞…
太一のは…
さらに不安になる
でも…気持ち良くて…
逆らえない
太一の指は私の入口をくちゅくちゅと…濡れた蜜を広げる様に動く。
「…濡れすぎ…興奮した?美容師は…男?」
『あっ…んんん…』
指の出し入れだけでゾクゾクっと電流が流れるほどの快感が体を駆け巡る
太一の質問には“コクン”と頷くのが限界だった
「ふ〜ん…
俺は、このシャンプー嫌い」
そう言うと、太一の指は本数を増やして私の中を激しく動き回った!
『キャア――!!!アアア』
「し〜っ。ご近所迷惑だよ」