テキストサイズ

優しくしないで

第5章 夏のつま先



私は太一に腕を捕まれたまま

水中に引き込まれ…


ビックリしていた…






水中で目を開けると…







目の前に太一がいた…




(太一…)



水中で見つめ合い…



太一は
私に唇を重ねてきた…



(!!!)


驚いて目を見開く私を…


太一は
優しい目で見つめる…



頬を両手で掴み…



太一は深く…唇を重ねた




水中で私達は





隠れて…唇を重ねる…







太一…




会いたかった…







太一




触れたかった…





太一…










ゴボ!!!ブゴ…





太一の唇が離れ…




私達は離れて水面に

顔を出した…






お互い濡れていたが…





剣の時のようには…



笑えなかった…








唇が…熱い…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ