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優しくしないで

第6章 花火を…君と…

あの後、留美と合流した…


剣が飲み物を買いに行っていると聞いて、

静は剣を追い掛けて行った…



プールサイドに座る留美は…


ブルーの水着が良く似合っていた

静とは胸の大きさは違うが…

バランスのいい体…


…隅々まで知っている
いらやしい体…




足だけプールに沈め、パチャパチャと水で遊ぶ留美アキレス腱には…


あの時の傷が…






助けられなかった…傷…




プールに入るときも、つい傷が気になり…体操をしてから入れと…余計な事を言ってしまった





俺は、留美を水中に引きずり込み…









プールの中で唇を重ねた…






俺は…初めて…





優しい




キスをした









助けられなかった…





“ごめん”を込めて…











そして…ある…



決意を




込めて…



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