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優しくしないで

第6章 花火を…君と…

プールで遊んだ後に、近くのファミレスに寄った


留美は用事があるから、と先に帰って行った…



プールでのキスで…

静と俺の顔を見るのが辛くなったのだろう




友達の彼氏…



俺はなんて酷いポジションを選んじまったんだ



“友達を傷つけたくない”…と…留美は言ったが…




俺は…この感情を


墓場まで持っていく自信はない




後ろめたい…


気持ちは…



表情や態度…接触方で…




静だって…

気がついているだろう




一年間…俺は…

静を裏切り


留美を抱きつづけた…




快楽だけが…


留美を救えていると…





思っていたから…








いや…


俺は…ただ…

セックスに目覚めた

…猿だったんだ…



やりたい盛りの猿が…


ただ…
腰を振っていただけだ…







勝手に理由をつけて…


自分を正当化して…



腰を振り続けた…




最低な…猿だ…


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