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優しくしないで

第7章 残酷な呪文



病室には…



鍵もかけ…


カーテンも閉め…






薄暗い…異様な場所で…




私たちは…裸で…抱き合った



病室のベッドは…狭く…

動く度にギシギシと…安くさい音がした





「太一……」



『留美…』




肌と肌が触れると…ビクンと…震えた…



「……大丈夫か…?初めて…だよな」



頷いた…


太一は……



…静ちゃんと………




してるよね……




付き合ってだいたい…6ヶ月だし…






『お願い…比べないでね…』



「は…?」



私は胸を腕で隠しながら…太一を見た



「あ……比べね〜よ…
……よく……解んねーし」


ハニカム太一の顔がかっこよくて…ドキドキした


見つめ合って…


キスをして…



抱きしめながら…


唇が…私の肌を…ゆっくり動く



耳、耳裏、首筋…


太一の唇と息…「留美…」って囁く声…



全てに私の体、脳は反応した…



チュッ…チュプ…




時折…
胸を揉み、乳首を摘む…


膨らみの足りない胸だが…
快感は…体にジワジワと伝わる…『あ…っ…ンンン』と甘い吐息が出てしまう



「小振りなくせに…感度はいいって感じだな…
留美…エロい顔……乳首…コリコリじゃん」



コリコリ!!!


『ンンン!!!あっ!アアア』


背中に回された腕がギュッと抱き寄せられ…


股の間に…太一の足が…スッと入ってきた





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