聖夜に天使は舞い降りて~angel only for me~
第4章 天使と聖夜の夜明けまで──♪
僕もそれに応えるかのようにして、動きにありったけの想いを込める……。
「あ……、ん……、あ……、ん……、ふあぁ」
エルナの喘ぎ声の反則さは計り知れない……。
一気に限界に引き戻された。
「いやぁ……、もう……、だめぇ……」
うっ・・・、エルナ……。
僕ももう・・・、ダメそうだ……。
だけど、本当にこのまま出しても───。
微かに存在した理性が僕に問いかける……。
そう思った瞬間だった。
「だめぇ、抜かないで……」
エルナが突然脚を絡めてきた。
「私の・・・、ナカでぇ・・・」
それはまた、力強くキツく僕を縛る……。
これでもう僕の意志で抜くことは出来なくなった。
「おね・・・がい・・・!」
彼女のこの行動と発言に、頼りなく存在した僕の理性もそこでついに陥落した……。
「うっ……。限・・・界・・・」
「私もっ・・・もう……、だめですぅ───」
ああぁぁぁぁあぁ───。
ドクッ……ドクッ……ドクッ───。
───こうして全ての精が放たれ始めたその瞬間……、僕と彼女は二人で意識を手放した。