恋して桜!
第2章 井吹龍之介編
キャラ崩壊注意!
小鈴が風呂から上がったようで、こちらに歩いてくる音がする。
『龍之介さん、まだ起きてたの?先に寝ててくれれば良かったのに…』
「ああ…そんな気分じゃなくてさ。」
『ん?どうしたの?』首を傾けながら俺の顔を覗き込む。
普段なら鋭い小鈴も、この手の話だけは鈍い。
「あ、いや…その…」
恥ずかしくなってきて、赤くなりながら
俺は俯いてしまった。
そんな俺に小鈴は優しく言う。
『なにか言いたい事があるんでしょ?
…ゆっくり話してみて』
俺は小鈴のその言葉で張り詰めていた糸がきれたように、小鈴を抱きしめた。
『龍之介…さん』
「小鈴、俺は小鈴と一緒になれて良かったって思っているんだ。
小鈴と一緒になれて、幸せだと感じる事が増えた。
小鈴と話していると、些細な事も楽しいんだ。
昔は生きているのも嫌で、自分の子どもなんて考える事も無かったけれど、
小鈴となら、子どもを育てるのもイイかもしれないって思えるようになってきた。
ただ、俺は小鈴しか知らないし、これからも小鈴だけだから。」
俺の腕の中で抱き締められた小鈴に、畳み掛けるように
でも愛しさを、感謝を込めながら話す。
「小鈴が好きだ。」
小鈴が風呂から上がったようで、こちらに歩いてくる音がする。
『龍之介さん、まだ起きてたの?先に寝ててくれれば良かったのに…』
「ああ…そんな気分じゃなくてさ。」
『ん?どうしたの?』首を傾けながら俺の顔を覗き込む。
普段なら鋭い小鈴も、この手の話だけは鈍い。
「あ、いや…その…」
恥ずかしくなってきて、赤くなりながら
俺は俯いてしまった。
そんな俺に小鈴は優しく言う。
『なにか言いたい事があるんでしょ?
…ゆっくり話してみて』
俺は小鈴のその言葉で張り詰めていた糸がきれたように、小鈴を抱きしめた。
『龍之介…さん』
「小鈴、俺は小鈴と一緒になれて良かったって思っているんだ。
小鈴と一緒になれて、幸せだと感じる事が増えた。
小鈴と話していると、些細な事も楽しいんだ。
昔は生きているのも嫌で、自分の子どもなんて考える事も無かったけれど、
小鈴となら、子どもを育てるのもイイかもしれないって思えるようになってきた。
ただ、俺は小鈴しか知らないし、これからも小鈴だけだから。」
俺の腕の中で抱き締められた小鈴に、畳み掛けるように
でも愛しさを、感謝を込めながら話す。
「小鈴が好きだ。」