恋して桜!
第14章 あり得ないっつーの!
今、部屋へ通したのは幕府側の者
これからが本番である
「お頼み申す」
菊「はい、おいでやす」
「お願いしてある、大島です(大島は西郷さんの変名)」
菊「お待ちしておりました。
私がお部屋へご案内致します。
サノ子ちゃん、トシ子ちゃんお荷物お持ちして」
原田「へえ、女将はん」
土方は返事をせず頷く
予想外に早く来た相手に緊張しながら
奥の部屋へ客人を誘導する
菊「トシ子ちゃん、スス子ちゃんとお茶用意して」
土方は、菊の目を見てから頷くと静かに土間へ向かった
西郷(大島)「この店はまだ新しいのか?」
菊「ええ、まだ店を開けたばかりなんです。
この娘達も田舎から来たばかりで
是非、お見知り置きを」
菊は軽くお辞儀をする
それに習い、原田もお辞儀をした
西郷(大島)「先ほどの娘は…」
菊「如何なさいました?」
西郷(大島)「いや。
人見知りの様だが、其れがまた良い娘だな」
菊「ありがとうございます、でも少し妬けてしまいます」
菊はフワリと微笑んで、この後に起こるであろう事態に想いを馳せた
これからが本番である
「お頼み申す」
菊「はい、おいでやす」
「お願いしてある、大島です(大島は西郷さんの変名)」
菊「お待ちしておりました。
私がお部屋へご案内致します。
サノ子ちゃん、トシ子ちゃんお荷物お持ちして」
原田「へえ、女将はん」
土方は返事をせず頷く
予想外に早く来た相手に緊張しながら
奥の部屋へ客人を誘導する
菊「トシ子ちゃん、スス子ちゃんとお茶用意して」
土方は、菊の目を見てから頷くと静かに土間へ向かった
西郷(大島)「この店はまだ新しいのか?」
菊「ええ、まだ店を開けたばかりなんです。
この娘達も田舎から来たばかりで
是非、お見知り置きを」
菊は軽くお辞儀をする
それに習い、原田もお辞儀をした
西郷(大島)「先ほどの娘は…」
菊「如何なさいました?」
西郷(大島)「いや。
人見知りの様だが、其れがまた良い娘だな」
菊「ありがとうございます、でも少し妬けてしまいます」
菊はフワリと微笑んで、この後に起こるであろう事態に想いを馳せた