
ちょっとしたポエム
第6章 危険
あなたはゆっくりと銃口を私に向ける
なんで?
なんでこんなことするのよ
お前だけは知られたくなかった
涙が込み上げてくる
私の好きな人は…殺人犯
私はうたれるのかな…?
あなたはいきなり私を抱きしめてきた
あたたかい…
あなたは私の耳元でささやく
ごめんな
本当は俺が幸せにしたかったな…
ガツンっ!
頭に何かがあたった
そこで私は目をとじた――
気がつくと家の近くにある公園のベンチに座っていた
あれっ…?
あれは夢だったんだ…
家に帰ると隣の家にはパトカーが何台もいた
