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体で愛して!

第5章 素直にぶつけて

「どうだった?」

ベッドに寝転び、裸のまんまふたりで話す。

「エロゲやっとけば良かったって後悔…。」

「ダメだよ!それは!」

「てか、こんな事怖くて聞けなかったけど…お前ってなんでオタクで根暗な俺のこと好きになったの?」

「うーんとね、よく教室で、好きな漫画とかすっごい集中して読んでるでしょ?
目めちゃくちゃ輝かせて、真剣に。そーゆー顔が好きなの。純情なところも」

美穂は俺の胸に顔を埋めた。

「だからね、俊輔は変わらなくていいんだよ。そこが好きなんだから」

「…変わらないよ、美穂を好きってこともずっと変わらないし」

美穂を腕に抱き、俺は静かに目を閉じた。

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