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年下の彼に一目惚れをしました。

第3章 #3



……。
あれ、なんですか?
凄いばかにされてむかつくんですけど…


 「憂里っ!!」


ガラッと勢い良く開いた図書室の扉。


 「さっき優等生くんと
 すれ違ったんだけど、ちゃんと
 追いかけた?」

 「千夏」

 「ん?」

 「羽柴くんに一目惚れしたの撤回」

 「は?」

 「私、二度と羽柴くんに一目惚れ
 とか恋とかしないっ!!」

 「はあぁぁっ!?」


彼の本性は生意気で悪魔。
私が見ていた彼は優しい天使の顔を
した悪魔だったようです。


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