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年下の彼に一目惚れをしました。

第2章 #2



てな訳で、私は今彼の家に居ます。

何故家にいるかとはほんの
数十分前の出来事―


 「お願い、します」

 「いいよ。でももうこんな時間
 だけどさここで教えるの?」


羽柴くんは図書室の壁に飾られている
時計を見る。
私もつられて見ると5時45分。


 「あ…じゃあ場所、
 移動しなきゃいけない、ですよね」

 「なら俺の家に来て?」

 「え?」


彼は―羽柴くんは机に肘をついて
首を傾げている。

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