
永遠というウソ
第4章 彼の新クラス
さぁ。自分の席へ。
あ。石松ゆりの席斜め後ろだ…
すげぇ~近いじゃん!
神様、ありがとー!
ん?誰だ?あの男!
ゆりと仲良く話してやがる…
あー!ムカつくし、緊張するし。
なんかイライラしてきた…
しかも、俺の席に座ってやがるー!
マジふざけんなって
『そこ、俺の席。ジャマ。』
わざと冷たく言ってやった。
ごめん。とか言って男は自分の席へ
ってゆりの後ろじゃん!
また仲良く話してやがるし。
ってか俺。
すげぇ、嫉妬してる…
やっぱり、好きだな。あの笑顔。
声も可愛いじゃねぇーか!
顔も可愛い。スタイルも悪くない。
そういや、彼氏いたもんな~。
外見完璧だもん。いるよな…。
ってか『ゆり』って
呼び捨てしてるし、俺。
俺、馴れ馴れしいな…
