テキストサイズ

飴と鞭の使い方

第5章 開始

「ご感想は?」
「気持ち悪い…」
「大丈夫。そのうち自分から欲しがるようになる」
「絶っ対にありえねぇ!」
「その威勢がいつまで続くか楽しみにだよ」


「んっ…んん…ふぁ」
吸い付くようなキス。

口の中を蹂躙され、息継ぎがままならない。

それに加え、男との唾液が混じり合うこの気持ち悪さ。

反撃しようと何度もヤツの舌を噛もうとするが、その度に歯をなぞられ、舌を吸われで結局上手くあしらわれただけに終わる。

そうこうしている内に酸欠状態になってきた。

それを見越してかようやく唇が解放される。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ