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ホストに恋

第23章 23


2ヶ月が過ぎ、一層気持ちが繋がっている拓哉と翔太。

「タクヤ、来週映画行こうぜ!」

「来週わ、ダメだな、社員旅行で沖縄だ」
「は!?聞いてねぇよ!!」

「言おうと思ってたらお前電話してきた」
「やだな。」

「って言われてもな、俺社員だし、行かないわけいかない」

しばらく沈黙の間

「なぁ。俺も行く」

「は!?行くって社員旅行にか!?」

「沖縄行く、今からチケット買いに行ってくる」

…プープー

携帯が切れた

「…オイオイ」

まっいっか

夜、翔太が来た

「タクヤ!!取れたよ、来週の航空券」

「そりゃ良かったな」
「なんか、あんまり喜んでねぇな。」

「んなことねぇよ」

「タクヤ…俺さ、水着買ったんだ!!色違いのお揃い!!」

「はぁ!?さすがにそれわ遠慮するよ」

…嘘だろ…

「タクヤが黒、俺赤」

渡してきた

「はいはい。」

仕方なく受け取る

「明日買い物行こうぜ!!」

「お前遠足前のガキだな」

拓哉が笑う

「いいの!!楽しいし」

「言っとくけど、一緒に行動したり、寝たりできねーからな。俺の部屋割りきまってるし。旅行中わそいつと一緒だから」

「えぇ!?」

「当たり前だろ!!」

肩を落とす翔太

「どんな奴?」

「瀬戸の代わりに入ってきた奴だよ。」

「かっこいいのか?」

「一応、女子社員からわ、人気あるよ。昼休憩食堂すげー人ついてるし」

「ふぅ~ん」

「なんだよ」

「別に」

翔太がふてくされた。こんな時わ、決まって…

「翔太……」

後ろから抱きしめ耳にキスする……だろ

そうすると…甘い声出すんだよな

「んあっ…あんっ…んっ…タクヤっ…」

ほら…な

「翔太…翔太」

名前耳元で囁いてやると…翔太わ、エロい顔して…俺に懐くんだ
「タクヤ…っ…タクヤ」

抱きついてくる翔太

ほらな…

わかりやすいんだ、翔太って。

「寝よ。抱きしめててやるから」

「うん、タクヤ。」

朝まで抱きしめてやると朝わ決まって………したがる。

俺わそれにハマってる。

翔太……大好きだ

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