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ホストに恋

第23章 23


…ガチャ

実家に帰る瀬戸

「坊ちゃんお帰りなさい」

「オヤジわ?」

「部屋にいらっしゃいます。」

…コンコン

…コンコン

…ガチャ

「……っ…あんっ」

…はぁ…またか

ガチャ、寝室を開ける

「きゃっ…誰?」

「俺の息子だ」

「あらっ…なかなか格好いいぢゃない」

「勇作、土曜日、3時の便だ、遅れるなよ!!」

「わかったよ。」

ガチャ

父親の寝室を出て
自分の部屋に行く

「勇作坊ちゃん…何か飲みますか?」

「いらない。」

「お風呂わ?」

「いい」

「お休みになりますか?」

「あぁ。そうする…」

「私も、ご一緒させてください。」

健三が瀬戸を抱きしめる

「健三…やめろ」

健三から離れる

「坊ちゃん。マッサージします ベッドに横になってください」
「だからいいって、俺に触れるな。言っとくけど、お前とわ、二度ともう関係もたない、俺めちゃくちゃ好きなやつできたから。そいつだけでいっぱいなんだ」

「…そうですか」

健三が握り拳をし、部屋から出て行く

…プルプル

「勇作!!」

「太一、寝てたか?」

「起きてたよ、どうしたの?」

「声聞きたかったんだ」

「俺もだよ勇作!!」

「太一。愛してる」

「俺も、勇作大好きだよ」

「なぁ、太一。明日家に来いよ。抱きたい」

「わかったよ。行く」

「まってるぞ」

「はぁい。」

「ぢゃな、お休み」

携帯を切る

健三が、ドア越しに聞いていた。



瀬戸わ、マンションに戻る。








「ん…朝…」

拓哉が目を覚ます

「…頭…痛い」

瀬戸の匂いする。

昨日、瀬戸が来てくれたんだった。

仕事の準備をし、自宅を出た

会社に着いた

「おはようございます」

「池田くん、社長がお呼びです。」

「え、社長ですか…」

…コンコン

「池田です。」

「入りなさい」


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