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ホストに恋

第27章 27


男わ…翔太が店でいない時間を調べたのか…あの日から…ちょくちょくマンションに来て燿子を抱いていた

燿子が…最近男が誰なのか…少し心当たりがあった、もしかしたら…

男わ、必ずアイマスクを燿子にするのだ…顔を見られたくないからなのだろう…

少しづつ…頭によぎる男の正体


「あっ…あんっ…はぁ…ん」

男が…激しく燿子を抱いていた

「あぁっ……っ」

2人が絶頂に達し、男が燿子の隣に倒れこんだ

「紐ほどいてくれないかな…恭介…」

男が飛び起きた。

「私が、恭介を忘れるわけないでしょ…」

紐がゆっくり解かれた。

燿子がアイマスクを外した
男もサングラスと帽子を外した

「恭介…」

「燿子…ごめん…」

「あやまらないで…」

しばらくの沈黙の中

燿子が口を開いた

「どうして……」

「……俺、どうしてもお前にあいたくて…」

「恭介…」


「燿子……燿子」


燿子を押し倒し…再び身体を重ねた。





店が終わり翔太が携帯を出した
拓哉からメールがきていた
『父さんが倒れた…実家に帰るよ…ごめんな、連絡する』
返信して、マンションに戻る

エレベーターで…男とすれ違う…

…ん?アネキの香水?

…違うかW

「ただいま。」

「翔太、おかえり…」

「アネキ…誰か来てたか?」

「え?誰もこないけど、どうして?」

「いや…ならいいんだ!!」

「ご飯食べる?」

「風呂して寝るよ」

翔太が部屋に行き
燿子も部屋に戻り休んだ


拓哉……いつ帰ってくっかな……

拓哉…おやすみ

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