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ホストに恋

第29章 29


信哉が担任に学校に呼ばれた。

「池田!!大学合格だ!!おめでと!よくやったな…難関だったはずだ…両親なくして…心配してたが、頑張ったな。」

「ありがとうございます」


急いで家に帰り両親に手をあわせる。

「やったよ!!父さん母さん!!」


「信哉!!お帰り」

拓哉が配達から帰る

「兄貴!!合格した!!」

「嘘だろ!?」

「受かったよ!!」


「やったな!!信哉!!よくやった!!やった……」

涙ぐむ拓哉


「兄貴…いろいろありがとう…兄貴がいなきゃダメだったよ…兄貴と翔太さんが応援してくれたから!!」

「お祝いだな!!」

「あれ…翔太さんわ!?」

「お姉さんの婚約者に会いに…行ってる、そろそろ帰るはず。」

夕方翔太が帰ってきた。三人で食事をした

信哉わ直前…大学を医学部に変えたのだ…

医者の道を選んだ。




「翔太…どうだった?婚約者」

「…ん…なんか素直に喜べないんだ…あの時、俺がアネキの足奪った時アネキの恋人だった奴なんだ…」

「それって……」

「おかしいだろ、あん時逃げて消えた奴が今頃現れて…」

「翔太…」

「でもアネキが…本気ぢゃ仕方ないよ…かなり深い関係だし。」

「翔太…」


優しく抱きしめる拓哉

「拓哉…あったけ」

「翔太も」


重なる唇……拓哉わ翔太のキスが大好きだ…吸い込まれてしまう

長い長いキス……

「はぁ……翔太…………いいよ……して」

「拓哉………っ」



いつもより激しい責めだった…っ…何度目かに…拓哉わ意識を手放した…




朝…



「起きろよ!!拓哉!!…拓哉…」

「ん…」


「朝飯!!できた」

下に降りるとテーブルに食事が並んでいた

「信哉!!起きろ!!飯だ!!」

翔太が信哉も起こす

三人がテーブルに座る

「朝ご飯わ、必ず取らないとな!!」

「はい」

「はい」

拓哉と信哉が返事をする

「なんか、母さんみたい。」

信哉が言う

「家族だから俺たちわ」

拓哉が言う

「拓哉…」


キスをしてくる翔太


「朝からご馳走さま」

信哉が笑う

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