ホストに恋
第31章 31
「雅哉!!今日合コンあるんだ、頼む参加してくんね?」
「パス!!」
医学部の親友に誘われる
「頼むよ!!数合わせだよ!!な?」
「あのな、俺わ大学に遊びに来てるわけぢゃねぇの。1日も早く医者になりたいの!!遊んでるお前らとわ違うの!」
親友の肩を叩く雅哉
「なんだよ!!1日くらいハメはずしてもいいだろ。」
「やだね!!悪く思うなよ!!」
「はいはい!!んぢゃ、またな。」
親友が立ち去る
雅哉わテニスサークルに向かう。
「雅哉!!おす!!」
「おぉ!!」
「相手頼むわ!!」
部長とコートに入る
二時間程汗を流しシャワールームに向かう
「先輩、テニスかなりやりこんでますね?」
「あぁ…小学生からだから…かれこれ20年になるな。」
「すげっ」
「雅哉も素質あるよ!!」
「俺わ本気ぢゃないし適当に汗流せたらいいなって思って。」
「そうか、また相手してな。」
「いつでも。」
シャワーを終え、学食で飲み物を飲む2人
「隼人!!おつかれ」
「お!美羽か!!おつかれ、たまにわ顔出せよな!!」
「ん~!!今忙しいんだ、もうじき試験ぢゃん!!国家試験だけわ、本気出さなきゃ!!」
髪わサラサラ…目鼻立ちはキリッと整い…綺麗な笑顔…雅哉の脳裏に焼き付いた
「お前なら一発で通るだろ!!」
「さぁ、こればっかりわね!!あれっ!!確か今年入った子だよね、あなた。」
「こいつ、池田雅哉!!」
「ども。」
「よろしく、私隼人と一緒で今年卒業。」
手を出され、握手をかわす。
「ぢゃ、またね」
美羽が学食を後にする。
「綺麗な人っすね」
「だろ!!まぁ、高嶺の花だな。お前幸せもんだぜ、握手なんかなかなかできないんだから。」
「そうなんすか。」