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ホストに恋

第11章 11


「太一…何かあったのか?」

「俺…アフターしちまったんだ、女の客とオーナーに脅されてさ、部屋取ったから行けって…そのこと、勇作…知ったみたいで、」

「やったの?瀬戸裏切ったのか?」

「俺…女ダメなんだよ…起たない…」

「やってないんだろ?」

「…やってわないけど…やられた…起たないのに…何度もしゃぶられて…何度も何度も…体中…いじられて…結局、罵声あびせられて…出てった!!」

「太一…大丈夫か?」

「死にたい…」

「太一!!…変なこと考えんなよ!!瀬戸なら大丈夫だよ!!お前への愛わ変わらないよ!!」
「だって、出てったし、携帯もでてくれない…」

「言葉が見つからないんだよ、瀬戸…」

「勇作…失うくらいなら…死んだ方がまし…」

「落ち着けって…」

「勇作に会いたい…会いたい…勇作…」

電話が切れた

…やばいな…

瀬戸に電話する

「どうした?」

「瀬戸!!早く家に戻れ!!…太一がやばい!!」

「は!?…今電話あって…死にたいって!!早く帰れ」

…ガチャ

切れた

…まっ、大丈夫だろ

…あとでメールくれよな…
瀬戸にメールした。

そして、あと一つの不在着信にかけた

…プルプル…プルプル

…ガチャ

「はい……」

?誰だ?

「ぁ…あの…着信あったんですけど…」

「…タクヤ」

この声…瑠衣!?

「間違えました!!」

慌てて切った

すぐにかかってくる

「…お前に用わない」 さらに切る

…プルプル…プルプル

「なんだよ!!」

「…悪かった…」

「…何で、何であんなこと、俺わ、男でお前も今まで女相手にしかしてなかったんだろ?何で…何で…」

「止まらなかった…タクヤに会ったら、気持ちがヤバくなって…ごめん」

「ばかぢゃね…二度とすんなよ、今回わ忘れてやる!!店にも二度と行かない…ぢゃな」

…切った

これでよし…

これで…いいんだ

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