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ホストに恋

第32章 32


「お疲れさん!!」

「翔太、お疲れ様」

「少し飲むか太一!!」

「うん!!」

翔太が太一に酒を作る。

「いただきます。」


「おぉ」

「四年か……あっと言う間だよな。」

「翔太…………」

「そいや、瀬戸わ?」

「四年間一度も連絡なかった。」

「まぢかよ!!」

「きっと、俺なんか忘れちゃったんだよ」

「瀬戸わ、そんな奴ぢゃないよ!!」

「かな……会いたいな………」

「会えるよ。」


「うん。」


「太一、泊まってくか?」

「うんっ!!翔太のベッド好きなんだぁ!!」
「ハハ。ったく、お前寝相いいくせに寝言うるせーよな」

「うるさいなっ!!」

「帰ろうぜ!!」


「うんっ」






病院…


「池田先生!!203の横山さんがお呼びですよ!!」

「またか…」

今日何回目だよ……

雅哉わ、嫌々病室に向かう

「失礼します。」

「先生…遅いし…」

「どうなさったんですか?自分、まだ研修医で、先生呼んだ方がいいですよ。」

「雅哉先生がいいんだよ…」

「はいはい。」

「先生……さ、女いる?」

「プライベートわ、お応えできないんで。」

「俺…タイプなんだよね、雅哉先生。」

「あの…もういいですか?仕事残ってるんで、」

横山孝太郎

心臓が悪く、長期入院している

30歳、独身 小説家。
入院中パソコンを肌身はなさずいぢっている。

「また呼ぶからね…先生」

「仕事終わったら帰りますので。」


雅哉の手をつかみ、キスをした

「なにするんですかっ!!!」

手を振り払い、病室から出て行く

「クククっ…」

横山が笑う


「何なんだよ……気持ち悪いな……」


仕事を終え…病院を出る雅哉

携帯を出す雅哉

「美羽!!今から行ってもいい?」

「うん!!待ってる」

美羽のマンションに向かう雅哉


…ピンポーン

「雅哉!!久しぶり!!」

抱きついてくる美羽

…可愛い

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