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ホストに恋

第18章 18


1ヶ月が過ぎ、瑠衣が退院した。

拓哉と瑠衣も、進展がない。
毎日、メールと電話わ欠かさずしてる。
たわいもない話しだけどお互いに心地よい
「タクヤ…店来いよ」

瑠衣が電話してくる
「やだ。」

「少しだけでいいからさ…」

「ん。考えとくよ」

「やりっ!待ってるからな」

「落ち着いたらな…まだ、そんな気にならないし…」

「…だな、わかったよ」

電話を切る

昼休みも、あと少し…

缶コーヒーを買いに行く

デスクに戻ると瀬戸が伏せて寝ている。

疲れてんのかな…

昼休み終わる…

起こしてやるか

「瀬戸…おぃ」

肩を叩く

「ん。…あ。…あぁ…」

「大丈夫か…疲れてるみたいだな…」

「ん。太一の店に毎日だろ…さすがに、身体もたない…w」

「毎日って…そりゃキツいだろ。休めよ」
「大丈夫だ。太一が喜ぶしな、それに、アフターわ俺だけにしてやらねーとよ…」

「お前…優しいな」

「ん、太一の喜ぶ顔見てるとさ、俺も嬉しいな…」

瀬戸…太一愛してるんだな。と、思う拓哉
ふと、瑠衣を思う拓哉が、そこにいた

…行ってやるか…

退社時間…

タクシー乗り場に歩いていると、携帯が鳴った
…マサミ!?

少し…ためらった…
でも、出ることにした。

「はい」

『タク…久しぶり。』

「うん」

『メールで別れようって…あんなのないよ…会って話ししない?私の話しも聞いて欲しいから。』

「話すこと、ないだろ…もう」

『え!?どういうこと…かな。ねぇ、タク、会わない?今近くまで来てるの』

「わかった」

マサミが何を話すのかが少し気になり会うことにした

会社の前で待つこと10分、マサミが走ってきた。
「タク…待たせてごめんね」

「…いや、」

近くのカフェに入る。

…会社から出てくる瀬戸がそれを見かける
「拓哉と、マサミちゃん!?…より戻したのか…」
仲良さげに店に入って行った

…良かったぢゃん。
…太一の元に急ぐ…

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