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ホストに恋

第18章 18


「いらっしゃいませ。瀬戸さま。ご指名わ」

「太一」

「個室開いてますが…」

「あぁ。頼む」

座って待っていると
「瀬戸さん、いらっしゃいませ。ご指名ありがとうございます。」

「昨日わご馳走さまでした」

「あぁ。」

「ビールどうぞ」

「おぉ。太一いくつ?」

「21です。」

「そか。」

「瀬戸さんわ?」

「26だ」

「大人ですね」

「お前よりわな」

「ハハハ…」

「太一…今日アフター行くか?」

「あ…はい」

「心配すんな…なんもしねぇから。お前、女わ?」

「…いません。ってか…付き合ったことすらないです。恥ずかしいですけど。」

「…お前…ドウテイくんか…」

やっべ…たまんね。

「はい…そんな機会もなく…」

可愛いな

「へぇ…経験したいか?」

「…ま、まぁ。いつかわ。」

「女なら紹介してやるぞ。」

「いえ、大丈夫です。今わ、まだ」

「そうか」

「瀬戸さんわ、いるんですか?彼女。」

「決まった女わいねぇよ、性欲処理の相手なら数知れず、W」

「…ハハ…」

そんな太一を抱きしめ頭を撫でる

「お前可愛いな」

「そ…そんなこと…な…ないです…」

「キスしていいか」

「え…あ…あの…」

瀬戸がおでこにキスをする…

何度も、何度も。

…なんだろこのあったかい感じ…太一わ、酔った感覚に似た熱さを感じていた

「瀬戸さん…優しい感じがします」

「それだけ?」

「あ…えっと、あの…あったくて…ふわふわして…その…」

「なんだ、それW」

可愛いすぎだろ

俺、こいつ好きだ

「ご、ごめんなさい…うまく言えません」
瀬戸さん…好き。

「なぁ…太一…」

「はい…」

「俺んちくる?」

「頭、撫でてくれますか?」

う…たまんね、こいつヤバい…

「あぁ、好きなだけ撫でてやるよ」

「やった。」

店を出てタクシーに乗り瀬戸さんのマンションに着いた

…ガチャ

「適当に座れ」

「は…はい」

「ビールでいい?」

「は…はい」

ビールをつぎ乾杯をし、しばらく会話をし…ふと、瀬戸さんと目が合う。

ちゅ… えっ…
キス…!? してる…
ちゅ…ちゅ

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