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上司と部下の恋

第1章 1

立ち上がると、わたしより20センチくらい高い背。

完全に見下ろされる。

「パタン」
「バンッ!」

ドアを後ろ手に閉めた瞬間、服部くんの手によって、わたしの腕はドアに貼り付けになった。

「…っんっ」

急に降ってくるキス。

どうして?

二週間も、放置して。

ただの上司と部下をしてたのに。

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