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想いよ、届け。

第7章 なんで。

始まりは、あの日ー



その日は男バスも女バスも練習試合で、みんなもう帰る用意も終わった。

女バスの1年生は、たまたま体育館の2階、階段の近くにいた。

そこへ、階段を降りようとツーさんが近づいてきた。



私は前日までにメールで、最近趣味でブレスレットを作っている、という話をしていた。

つーさんも、完成が楽しみだと言ってくれた。

昨日、それが完成し、早速メールした。




ーやっぱり、返ってこなかった。

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