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なんとかもう一度起き上がろうと試みる。

「大沢っ…なにがあったの…？」

どうにか起き上がれたが、大沢にすぐに抱きつかれ私が力を抜けばいつ押し倒されてもおかしくないかっこうになっていた。

「なんかさ…彼女と別れたんだけどさ、その別れた理由が前好きだった奴にいきなり告白されて、よくわかんなくなって別れたんだ。」

「うん。」

「だから、もう今好きな奴とかはいないの…。」

「うん…。大沢、今日あたしにこれ話したかったの？」

「まぁ…。」

そう言うと、私はがんばって大沢を押し離した。

「大沢、でも好きな人がいないからって付き合ってない人とヤっちゃだめだって。」