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バンド

第2章 一章



丁度いい所に桜が入ってきてくれた。

「桜…」

桜は泣きそうな私を見ると

日野さんをキッと睨んだ 。

「怖い怖い…ごめんね…咲ちゃん。」

「大丈夫です…」

「それよりさ!」

日野さんはさっきより、1トーン声

を上げて私に話かけてきた。

“今度は何…怖い”私の内心は

凄くビクビクしていて

日野さんの顔が見れなかった。

「咲きちゃん、バンドって知ってる?」


……………………。

……………。


「「は?」」


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