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未「第三の質問、バレンタインデーの思い出をどうぞ！」

滝「バレンタインデーは山のようにチョコレートが襲撃してくる日……っていうのはあまりに味気ないか？」

未「滝くん、バレンタインデーはあんまりいい思い出ない？だったら話題替えよっか」

滝「あ、待って待って！一つあった！小学生の頃、担任の先生にクッキーあげたらすっごく喜んでくれた。料理することが好きになった理由の一つかな」

未「わぁ……！素敵なエピソード！」

滝「教師になりたての若い女の先生で、先生っていうより皆のお姉さんって感じでさ。
ふわふわした感じが今思えば未結に似てるかも」

未「私も皆のお姉さんになれるよう頑張ります！」


未「第四の質問、ロイヤルトップで一番モテるのは誰だと思いますか？」

滝「そりゃー、俺でしょ。なんてったって生徒会長ですよ、俺（キリっ）」

未「確かに滝くんって全学年に慕われてるもんね。中等部にもファンの子たちいるって聞いたよ」

滝「嘘嘘！フツーに暁とか猛がモテてます！未結お願いだから真面目に返さないで、今俺ボケたんだから！（涙目）」

未「なんでボケたの？（きょとん）」

滝「え」

未「滝くんが人気者なの本当だし、生徒会長としての仕事果たしてる姿すごくかっこいいから、女の子たちが注目しちゃうのもわかるな、私」

滝「う……あ、あり、がと…未結……（赤面）」

未「あ、でもね。生徒会長としての滝くんももちろん素敵だけど、ロイヤルトップの皆といるときの滝くんもいいな、って思うの。
滝くんがすごく楽しそうに笑ってるから。私、滝くんの笑った顔、好き」

滝「……（ぎゅー）」

未「あ、あのあの、滝くん！？」

滝「――無自覚さんなのが恐ろしい」

未「滝くん、あの…まだ問題が、残ってて、その……」

滝「ぎゅーしたまま答えれば問題なしでしょ？」

未「もー……」