
ロイヤル&スレイヴ!
第5章 期間限定公開 バレンタインデー企画
未「第三の質問です、バレンタインデーの思い出をどうぞ!」
猛「(無言で考え込み)」
未「猛くーん?」
猛「ここって、どれくらいまでなら話して大丈夫?」
未「???」
猛「まあ、いいや。一番ライトなやつを。
それは俺が中等部最初のバレンタインデー。
放課後、なぜか生徒指導室という密室に連れ込まれて数学の補習を受ける俺。
隣には教師陣の中で一番若く一番の美人と評判だった妙齢の数学教師が。
これは何かあるなと思っていたら案の定、隣に座っていた数学教師が俺の太ももにそっと手を乗せてきた。
そして、ゆっくり、ゆっくりと俺の股間を指で撫で上げていく。
『ねえ、番谷くん。チョコレート沢山もらったんでしょう?』
豊満な胸を押し当てる様に身体を寄せた彼女は、ひどく熱のこもった吐息で俺の耳元に囁いた。
『先生がチョコレートよりもイイモノ、あげる』
ベルトを外す金属音が生徒指導室にいやらしく響いた」
未「猛くんストップストップ―!!!」
猛「えー?ここからイイトコなのに」
未「……(赤面)猛くん、あの、もう少し、胸がきゅんとする系のエピソードはありませんか?」
猛「未結が俺に本命チョコくれたらそれが一番のバレンタインデーの思い出になるかな」
未「もう!真面目に答えてくださいっ!(頬ぷく)」
猛「へーい。(大真面目だったんですけど)」
