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エンドレス

第17章 薫 ー 暗黒の中の光 ー

条件?

「①あと腐れなくお金で対応できること、②25歳前後で落ち着きある清楚な娘、③男に媚びていないこと・・・」

社長さんが続ける。

「条件は以上なのですが、③聞いた時にね、貴女が浮かびました。聖愛さん、ぶっちゃけ男のこと嫌いでしょう?」

「・・・」

薫は答えられなかった。
お客様に実は男嫌いですなんて・・・
答えなかったことで、yesと汲み取ったらしい。

「やっぱり!いやぁ、よかった。何度か相手してもらいましたが、そんな感じでしたから。あっ、ごめんなさいね、プレイには支障なかったから大丈夫ですよ。」

社長さん、機嫌が良いようで、よかったよかったと呟いていた。

「聖愛さん、今日は楽しむくらいの気持ちで、対応をお願いしますね。」

薫はまだ状況がよく理解できなかった。

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