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エンドレス

第17章 薫 ー 暗黒の中の光 ー

女性が唇をそっと離す。

「セイラさん?・・女にキスされても、あまり驚かなかったわね?・・・レズ経験者?」

少し迷ったが、小さくうなずいた。

女性は嬉しそうに微笑むと、薫を別の部屋へ連れていった。
大きなベッドのある寝室だった。

女性が薫の服を脱がせはじめた。

「あの・・・シャワーを・・・」

薫がスカートを下ろされながら尋ねた。

「そんな勿体ない事はダァメ・・せっかくの貴女の匂いや汗の味が無くなっちゃうじゃない?」

薫をブラとパンティだけの姿にすると、自分も同じくブラとパンティだけになった。

薫はベッドに寝かされ、女性が薫の上に跨がった。

「お客様・・私はなんとお呼びすればよろしいですか?」

「さやか・・・紗耶香って呼んで・・・」

紗耶香の唇が、薫の唇をふさいだ・・・

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